39歳で妊娠。
妊娠経過は順調だと思っていたのですが、妊娠37週の健診で、突然血圧が上がりました。
そのときの血圧は、
134/88mmHg。
妊娠していなければ、
「ちょっと高めかな?」
くらいに思っていたかもしれません。
でも妊娠中ということもあり、先生から、
「4日後にもう一度受診してください。家でも血圧を測って記録してください」
と言われました。
「もしかして、妊娠高血圧なのかな?」
そう思って、帰りに血圧計を買って帰りました。
そして家に帰ってから、妊娠高血圧についてネットで調べてみると……
思っていたより、けっこう怖い病気だということを知りました。
「これ、もしかして帝王切開になるのかな〜」
この頃から、なんとなくそんなことを考え始めていました。
家で測ってみると、やっぱり血圧が高い
それまでの私の血圧は、だいたい
100〜120/70mmHg台。
それが家で測ってみると、
130〜140/90〜100mmHgくらい。
普段より明らかに高くなっていました。
ただ、この時点では、
「ちょっと血圧高いな」くらいで、
まさか数日後に入院することになるとは思っていませんでした。
再診の日、まさかの入院
そして4日後。
クリニックで血圧を測ると、やっぱり
130代/90mmHg台。
さらに尿検査では、尿蛋白も少し出ていました。
そして先生から、
「入院しましょう」
と言われました。
……え?
入院???
正直、そんなにすぐ入院になるとは思っていませんでした。
その日の私は、普通に家に帰るつもりだったので、もちろん入院の準備なんてしていません。
しかも、
冷蔵庫にはご飯を作るための食材がいっぱい。そして、部屋もまあまあ荒れている。笑
「いや、ちょっと待って。家のこと何もしてないんだけど……」
と思いながら、そのまま入院することになりました。
まさか、こんな形で出産が始まるとは、このときはまだ思っていませんでした。
入院翌日、赤ちゃんが小さめだと分かる
入院した翌日、エコーで赤ちゃんの状態を確認してもらいました。
すると、
「赤ちゃんのサイズが少し小さいですね」
さらに、
「羊水も少なめです」
と言われました。
確かに妊娠週数のわりにその当時お腹があまり目立ってはいなかったんです。
胎盤の働きをみる検査をすると、少し胎盤の機能も弱っているとのことでした。
「赤ちゃん大丈夫かな。。無事産まれてきて〜!」
そのときの自分はとにかく無事赤ちゃんが産まれてきてくれることを祈るばかりでした。
そして先生から、
「明日には誘発分娩か、帝王切開になると思います」
と説明されました。
「明日……?」
急に出産が現実味を帯びてきました。
妊娠38週。
まだ予定日までは少しあります。
それまで普通に妊婦生活を送っていたので、気持ちが全然追いついていませんでした。
さらに総合病院への転院が決まる
その日の夕方、また先生から呼ばれました。
当時40歳だったこともあり、いわゆる高齢出産であること。
そしてエコーでは赤ちゃんの推定体重が約2400gだったものの、
「実際に生まれてみると、もっと小さい可能性もあります」
とのことでした。
そのため、NICUのある総合病院で出産したほうが安心でしょうと勧められました。
もう、言われるがままです。
「はい……お願いします」
という感じで、転院することになりました。
まさか自分が救急車で搬送されるとは

この頃、頭痛はありました。
でも、血圧がものすごく高いというわけではありませんでした。
なので、病室では普通に過ごしていました。
ところが翌朝。
なんと、救急車で転院することになりました。
ストレッチャーに乗せられて、そのまま救急車へ。
そして……
サイレンを鳴らしながら、総合病院へ搬送。
いやいやいや。
さっきまで普通に歩いてトイレ行ったりしてたやん 笑
そして、ここでちょっと笑ってしまうのが、私は出産の痛みに耐えられる自信がなくて、無痛分娩ができるクリニックを選んでいたんです。
「無痛分娩があるから、これで安心!」
と思っていたのに……
まさかの、病院が変わる。
そして、救急搬送。
結果、無痛分娩どころではなくなりました。笑
妊娠・出産って、本当に何が起こるかわからない。
このときの私は、まだこの先に待っている出産がどんなものになるのか、知る由もありませんでした。
総合病院に到着。いよいよ出産へ
救急車で運ばれて、総合病院に到着。
そこからまたいろいろ検査をしてもらいました。
この時点では、私自身はそこまで具合が悪い感じはありませんでした。
「本当に私、救急車で運ばれるほどだったのか?タクシーで行ってもよかったのでは?」
なんて、ちょっと不思議なくらい。
でも、お腹の中の赤ちゃんの状態や血圧、尿蛋白などを総合的に見ながら、先生たちが今後の方針を決めていきました。
そして、やっぱり出産は早めたほうがいいということに。
妊娠38週。
予定日まではまだ少しありましたが、赤ちゃんをお腹の中に置いておくより、正産期にも入ってるし、外に出したほうが安全という判断でした。
そして、出産の準備をしながら順番を待っていると、ここで血圧が一気に上がりました。
180/90mmHg台。
「え、こんなに上がるの?」
それまで130〜140台くらいだった血圧が、出産を待っている間に一気に180台に。
自分ではそこまで具合が悪い感じはありませんでした。
でも、数字を見て、
「これは本当に危ない状態なんだ……」
と、急に怖くなりました。
そして、いよいよ帝王切開で出産することになりました。
帝王切開で出産することに
私はもともと、
「できれば無痛分娩で!」
と思っていました。
出産の痛みに耐えられる自信がなかったからです。笑
ところが、まさかの救急搬送。
そして転院。
さらに、赤ちゃんの大きさや羊水の量などのこともあり、帝王切開で出産することになりました。
「帝王切開かもな〜」
と数日前からなんとなく思ってはいたものの、いざ本当に決まると、
「本当に帝王切開になるんだ……」
という感じ。
妊娠してからここまで、出産の準備なんてほとんどしていませんでした。
もちろん、心の準備もできていません。
でも、そんなことを言っている場合ではありません。
赤ちゃんを無事に産むことが最優先。
出てくるまでなんとか頑張ってね!そう思って、手術を受けることになりました。
そして、娘が誕生
そして、帝王切開で娘が生まれました。
妊娠38週で、2294g。
予定日よりもかなり早く、小さめの赤ちゃんでした。
生まれた娘は念の為、そのままNICUへ。
私は出産したものの、すぐに娘を抱っこして一緒に過ごせるわけではありませんでした。
「ちゃんと大丈夫かな」
「小さく生まれたけど、元気かな」
そんなことばかり考えていました。
出産できた喜びよりも、心配のほうが大きかったと思います。
娘は生まれてすぐNICUで管理してもらうことになりました。
初めて娘を見たとき
「小さい……」
というのが正直な感想でした。
でも、小さい身体で一生懸命生きている姿を見て、「なんてかわいいんだろう。」
「自分の子供がかわいいって、こーいうことなんだ。」
「無条件に愛しい。」
今まで生きてきて初めて感じる感情でした。
40歳で初めての出産。
妊娠高血圧腎症になって、突然入院。
救急車で転院。
そして予定より早く帝王切開。
さらに、娘はNICUへ。
妊娠する前に思い描いていた「普通の出産」とは、かなり違うものになりました。
でも、このときはまだ知りませんでした。
このあと私が、「母乳が出ないかもしれない」という別の悩みで、かなり悩むことになるとは……。
産後編へ続きます
娘はNICUで1日経過を見てもらい、翌日には私の病室に来ることができました。
そこから授乳が始まりました。
母も母乳があまり出なかったと聞いていた私は、「私も母乳が出ないんじゃないか」と、ある程度諦めていましたが、その後の私の授乳生活は、自分でも想像していなかったものになっていきます。
「母乳が出ないかも」と思っていた私が、最終的には完母になった話。
これについては、また次の記事で詳しく書きたいと思います。



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