「母乳が減ったのかも……」「このまま混合でいいのかな?」私はそんな悩みを抱えながら、母乳とミルクの混合育児を続けていました。
最初から「絶対に完母にしたい!」と思っていたわけではありません。
混合でも、母乳をある程度飲ませられれば十分かな、と考えていました。
ところが、生後2か月頃から母乳量が減ってしまい、「混合って、思っていた以上に母乳量を維持するのが難しいんだ……」と実感しました。
その後、授乳方法を見直し、生後4か月で完母になることができました。
今振り返ると、「もっと早く知っていたら、あんなに悩まずに済んだかもしれない」と思うことがたくさんあります。
今回は、私自身の体験と母乳育児に関する一般的な知識をあわせて、もっと早く知りたかったことを6つ紹介します。
① 母乳は「出てから吸わせる」のではなく、「吸ってもらうことで作られる」
なぜそう言われているの?
母乳は、赤ちゃんが飲むことや乳房への刺激によって分泌が促されます。
赤ちゃんが吸う刺激によって、母乳を作るホルモンであるプロラクチンなどが分泌されます。また、母乳が乳房から十分に取り除かれることも、その後の母乳生産に関係しています。
そのため、母乳量を増やしたいときには、赤ちゃんが効果的に吸えているかを確認しながら、授乳回数や搾乳などで乳房への刺激を確保することが大切です。
私の場合
娘は低体重児なこともあり、ミルク多めの混合から始めました。その後、母乳多めの混合になったのですが、お出かけが増えることによって、母乳量が減ったと感じるようになりました。
もちろん、赤ちゃんに必要な栄養を確保するためにミルクを足すことは大切です。
ただ、ミルクを足すことで授乳回数や乳房への刺激が減ってしまうと、母乳量も減少することがあります。
「母乳が出ないから吸わせない」のではなく、「母乳を増やしたいなら、吸ってもらうことが大切なんだ」ということを、もっと早く知りたかったです。
② 産後早い時期は、母乳分泌が軌道に乗るための大切な時期
なぜそう言われているの?
産後数週間は、母乳分泌が軌道に乗るための大切な時期です。
この時期は、赤ちゃんが母乳を飲むことや乳房への刺激が、母乳量の確立に関係します。
ただし、産後1か月を過ぎたら母乳量を増やせないというわけではありません。
その後も、授乳方法や赤ちゃんの吸い方などを見直すことで、母乳量が変化することはあります。
私の場合
退院後は、夫が夜間にミルクをあげてくれたおかげで、私はまとまって眠ることができました。
当時は本当に助かりました。産後の体を休めることも、とても大切です。
ただ、今振り返ると、母乳量を増やしたい時期だったことを考えると、夜間に授乳や搾乳をする機会が少なかったことは、影響していたのかもしれません。
また、外出するとミルクに頼ることも多く、気づけば授乳回数が減っていました。
当時は、母乳量を維持するために、授乳回数や乳房への刺激も意識する必要があることを、十分に理解できていませんでした。
とはいえ、夜間にミルクをあげてもらったことはあのときの私には必要でした 笑
母乳育児を続けるためにも、ママ自身が休めることは大切。 もし母乳量を増やしたい場合は、無理のない範囲で授乳や搾乳の機会を確保することも選択肢のひとつです。
③ 夜間授乳も、母乳量を維持するための選択肢のひとつ
なぜそう言われているの?
母乳分泌に関わるホルモンのひとつであるプロラクチンは、夜間に分泌が高くなる傾向があります。
そのため、夜間の授乳も母乳分泌を支える要素のひとつです。
ただし、夜間授乳をすれば必ず母乳量が増えるわけではありません。
母乳量には、授乳回数や赤ちゃんの吸い方、乳房から母乳が取り除かれる量など、さまざまな要因が関係しています。
私の場合
「夜だけミルクにすれば、赤ちゃんもよく寝るし、自分も休める」当時はそう思っていました。
もちろん、夜間にミルクを使うこと自体が悪いわけではありません。

ただ、母乳量を増やしたい時期には、夜間も授乳や搾乳をすることで、効率良く母乳分泌を促すことができるということをもっと早く知っておきたかったです。
④ 混合育児では、母乳量の維持が難しくなることもある
なぜそう言われているの?
混合育児だから母乳量が減る、というわけではありません。
ただし、ミルクを足す量が増えて赤ちゃんが母乳を飲む回数が減ると、乳房への刺激が少なくなり、母乳量が減少することがあります。
反対に、母乳を飲ませる機会を確保しながら、必要に応じてミルクを補うことで、混合育児を続けることもできます。
大切なのは、母乳とミルクのどちらを選ぶかだけではなく、赤ちゃんに必要な栄養を確保しながら、ママが希望する授乳スタイルに近づけていくことです。
私の場合
私は、母乳量が一度増えれば、その後もある程度は維持できると思っていました。
ところが、生後2か月頃には母乳量が減ってしまい、維持することの難しさを痛感しました。
ミルクを足せば赤ちゃんは満足してくれますが、母乳を飲む回数が減ると、母乳を作るための刺激も減ってしまうことがあります。
混合育児をしていた当時は、母乳とミルクのバランスを取ることが、思っていた以上に難しいと感じました。
もし母乳を増やしたいなら、ミルクを減らすことだけを考えるのではなく、まずは授乳の様子や赤ちゃんの体重増加を確認しながら、母乳を飲む機会を確保することが大切だと思います。
⑤ 母乳を増やしたいなら、授乳回数や飲み方を見直してみる
なぜそう言われているの?
母乳量を増やしたいときには、授乳回数を確保することが基本的な方法のひとつです。
特に新生児期は、1日8〜12回程度の授乳がひとつの目安とされています。
ただし、必要な授乳回数には個人差があり、月齢や赤ちゃんの飲み方によっても変わります。
また、回数だけでなく、赤ちゃんがしっかり母乳を飲み取れているかどうかも大切です。
授乳しているのに母乳量が増えない場合は、赤ちゃんの吸着や飲み方を助産師さんなどに確認してもらうのもよい方法です。
私の場合
助産師さんから「まずは1日10回以上授乳してみよう」とアドバイスを受けました。正直、とても大変でした。
授乳して、ミルクをあげて、また授乳して……。
気づけば一日中授乳しているような感覚でした。

それでも、アドバイスを受けながら授乳回数を増やしていくうちに、少しずつ母乳量が増え、生後4か月で完母になることができました。
私の場合は、授乳回数を意識したことが、母乳量を増やすきっかけになったと感じています。
ただし、授乳回数を増やしても母乳量が増えないこともあります。
赤ちゃんの体重が十分に増えているかを確認し、必要なミルクを自己判断で急に減らさないことも大切です。
⑥ 母乳の方がミルク育児より夜中に頻繁に起きがち
なぜそう言われているの?
母乳育児中の赤ちゃんは、夜中に何度も目を覚ますことがあります。
母乳はミルクと比べて胃から排出される速度が速い傾向があります。
ただし、夜中に起きる理由はそれだけではありません。
赤ちゃんの睡眠は、月齢や発達、気質などによっても変わります。
ミルクを飲んでいても、夜中に何度も起きる赤ちゃんはいます。
そのため、完母になれば夜まとめて寝てくれる、というわけではありません。
私の場合
私も完母になってから、夜中に何度も起きる日が続きました。
娘が生後10か月の頃には、夜中の3時、4時、5時と、まるで1時間おきのように目を覚ますことも。
「こんなに頻繁に起きるの?」と驚くほどでした。
寝不足が続くなか、そろそろ卒乳した方が楽なのかもしれない……と思い始めた頃です。
そんなとき、完ミで育てていた友達に話を聞くと、夜は朝までぐっすり寝ているとのこと。
「ミルクだと、こんなに寝てくれるの?」と、うらやましく感じたのを覚えています。
ただ、赤ちゃんによって睡眠の特徴は違います。母乳かミルクかだけで、夜の睡眠が決まるわけではありません。

まとめ
混合育児も完母も、ママと赤ちゃんに合った方法で。今回は、混合育児から生後4か月で完母になった私が、もっと早く知りたかった母乳育児のことを6つ紹介しました。
振り返ってみると、私がもっと早く知りたかったのは、次の6つです。
①母乳は、赤ちゃんが吸う刺激によって分泌が促されること
②産後早い時期は、母乳分泌が軌道に乗るための大切な時期であること
③夜間授乳も、母乳量を維持するための選択肢のひとつであること
④混合育児では、授乳回数が減ることで母乳量が減少する場合があること
⑤母乳を増やしたいときは、授乳回数だけでなく赤ちゃんの飲み方も大切であること
⑥完母になっても、赤ちゃんが夜によく起きることはあること
ただし、母乳育児には「これが絶対の正解」という方法はありません。
ママの体調や母乳の分泌量、赤ちゃんの飲み方や成長などによって、合う方法はそれぞれ違います。私自身も、最初から順調だったわけではありません。混合育児をしながら悩み、授乳方法を見直して、生後4か月で完母になることができました。
だからこそ、当時の自分に「もっと早く知っていたら、必要以上に悩まずに済んだかもしれない」と伝えたいです。そして、今、母乳量や混合育児で悩んでいるママにも伝えたいことがあります。
混合育児も、完母も、ミルク育児も、赤ちゃんが元気に成長することが何より大切です。
母乳を増やしたいと思ったら、無理のない範囲でできることから試してみてください。
困ったときは、助産師さんや母乳外来などに相談するのもおすすめです。この記事が、同じように悩んでいるママの参考になればうれしいです。


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